位牌の種類

様々なタイプや大きさデザインがございます

仏壇に合わせて大きさを選べます

宗派によって 繰り出し位牌・過去帳を使うこともございます


位牌をつくりたいけどどうすればいいの

 

 

最初にお位牌を選びます。お位牌は亡くなった方そのもの。大切な人にふさわしい位牌を選んでください。

それから位牌の原稿を作成します。あらかじめ資料があるとスムーズに作成できます。

ご注文より1週間から10日ぐらいで文字彫り(加工)して仕上がります。

※浄土真宗は、過去帳、繰り出し位牌を使用することが一般的です。

 

 

 


漆位牌

漆塗りで仕上げた位牌こと。漆は、ウルシの木から採取した樹液を精製した天然樹脂塗料です。日本を代表する伝統工芸の輪島塗は、124の製造工程で手作りされており、完成するまで半年から一年ほどかかります。



唐木位牌

 唐木とは、中国に渡った遣唐使が日本に持ち帰った木材のこと。 黒檀や紫檀、鉄刀木など熱帯地方から輸入されており、現代仏壇の位牌では、アフリカ産のブビンガやウェンジなどを用いて、木の質感を活かした寄木細工にしています。家具調仏壇に良く合う位牌です。

 



ガラス位牌

カメラのレンズに使われている透明度の高い光学ガラスを用いて、シンプルにデザインされた位牌です。「おしゃれな人だから」「新しいものが好きだった」と、故人のイメージで選ばれることや、大切なメッセージを刻んでモニュメントにされることもあります。



繰出し位牌

複数の位牌を1つにまとめられる位牌です。一番前の表札を「○○家先祖代々之霊位」などにして、残りの札に故人の戒名や姓名などを記します。亡くなった日付順に入れて、月命日が過ぎると後ろへ順番を回して使います。




小型位牌

お出かけ先に持って行けるペンダント型や携帯型の位牌です。手のひらサイズなので、思い出の地を旅行したり、遠方の里帰りをしたり、外出先に持ち運んで、大切な故人を身近に感じることができます。仏壇に安置する位牌とは別に、携帯用として作る方もいらっしゃいます。



過去帳

故人を記す蛇腹折りの帳面。亡くなった日のページに記入し、月命日を開いてお祀りします。(日付がないタイプもございます)



沢山ある位牌をなんとかできませんか?

 

はい、色々な方法があります。たくさんの位牌を8枚の札が入る回出し位牌や過去帳にまとめたり、ご夫婦を連名にして一基にしたり、33回忌や50回忌を終えた位牌を「〇〇家先祖代々之霊位」とすることもできます。詳しくはスタッフにご相談ください

 

 

 

 


位牌の書き方

位牌には、梵字、戒名(法名、法号)、没年月日、行年(享年)、俗名を記します。書き方に定型の決まりがなく、宗派や地域によって異なります。すでに位牌がある場合は、書き方を合わせると統一感が出ます。

 


梵字

梵字は、古代インドのブラーフミ―文字を由来としており、1つの文字で仏様を表しています。必ず入れるものではなく、宗派や地域、お寺様によって入れない場合もあります。

 

戒名(法名、法号)

戒名とは、出家して仏門に入り、戒律を守る証として与えられるものです。本来は生前に授かるものですが、亡くなってから付けられることが多いです。院号、大姉、居士、信士、信女などの文字が使われます。宗派によって戒名と呼ばず、浄土真宗では法名、日蓮宗では法号といいます。

 

没年月日

亡くなったときの年月日です。

 

行年(享年)

亡くなったときの年齢のこと。行年は「この世に生まれて修行した年数」享年は「天から享(う)けた年数」と言う意味で、「享年九十」のように「歳」をつけない場合があります。年齢の数え方は、誕生日を迎えるごとに年を重ねる満年齢が一般的ですが、古くは生まれたときを1歳として、元旦を過ぎると1歳を加える数え年が使われていました。地域やお寺様によって考え方が異なりますので、確認をされると良いでしょう。

 

俗名

生前のお名前です。


位牌の文字入れ見本




位牌